記録 #階段

展望台に上がるための階段がある。どの階段もそうだが、少し遠回りするような造りになっている。階段を上がると景色は徐々に広がり始めるが、そこは眺めよりも不安定で恐怖がまさる場所だろう。
上がりきって振り返ると支柱に気づく。そこまで進み手をかけることで、少し落ち着いて景色を楽しむことができる。
支柱は軸となる主題やテーマ設定のようなもの、階段は段階として捉える。段階を追って進むことで徐々にテーマから外れ、先を見失うことがあるだろう。行き詰まることも多い。外れることで見えてくるものもあるが
テーマへ立ちかえることで意味は見出される。
先に続く階段がゆるやかでも急でもこの支柱によって成り立っている。
